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タカラバービー・フェイスデザインについて 

 





1980年当時、タカラでは以下のコンセプトで「セブンティーンリカ(仮称)」の
顔創りがなされていた。



・17歳のリセエンヌ
・7~9歳向けの人形
・着せ替えの楽しさ(重ね着コーディネート)がある
・過程を楽しむ
・お小遣いで買えるドレス
・「こうありたい」と思う17歳の自分自身の姿
・リカちゃんよりも大きな身長



1981年、バービー開発を担当することになる野口登喜雄氏は
ニューヨークTOYショーへ行った折マテル社ブースにて佐藤安太社長(当時)から
マテル社バービーの日本販売を検討するよう指示された。



日本の女の子に受け入れられるためにアメリカの特徴を残しながらも
かわいい顔を創るべきではないかと考えた氏はセブンティーンリカの顔が
使えるのではないかと直感した。



そしてそれに「瞳を大きくする」「ハイライトをつける」
「顔とボディのバランスを考慮する」「リカちゃんよりもファッションドールにする」
といった修正を加えた。



マテルバービー(1977年に販売されていたもの)とタカラバービーの原型を
100人の女の子に見せ比較調査したところ、マテルバービーの支持率は
幼稚園児で15%程度、小学生で3%程度だった。



残りの子供がすべてタカラバービーを支持したのかどうかはわからないが、
おそらくタカラバービーの支持率は比較にならないほど高かったであろうと
想像できる。



子供調査により「大きく輝いている瞳をした丸顔の金髪のお人形」が
日本の少女たちに一番好かれるお人形として浮かび上がり、
その嗜好にタカラバービーが見事合致した。



世界のバービーを日本で販売するためには、絶対顔を変えるべき」と
氏は社長を説得し、社長にマテルを説得してもらう。






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J003-04a.jpg J003-04b.jpg

モデルは1984年頃に発売されたタカラバービー






ところでこれは想像だがセブンティーンリカという仮称、
本当に仮のものであって成長したリカちゃんというわけでは
なかったのではないだろうか。



レディリカを見ると別人という設定の初代でさえ「リカちゃんのフェイスデザイン」を
逸脱することはなかった(というよりまったくそのまんまだった)。



タカラバービーの顔はリカちゃんのそれとは全く違っている。



レディ・マリアのようなリカちゃんの憧れのお姉さんか、憧れのモデル、
或いはまったく別ラインのファッションドールを開発していたのではないだろうかと
思うのだが。



白いまぶたが特徴的だが、最初に見た時はてっきり化粧をして遊ぶ際
アイシャドーを入れやすくするためのものなのだと思っていた。
ところが最初からアイシャドーが入っているドールは
二重のラインの上に描かれているのでどうやら思い違いだったらしい。



それにしてもこのタカラバービーのフェイスデザイン、
2000年にモデルチェンジされたとはいえ、今でもリカちゃんキャッスルで
初代ジェニーとして生産され続けているわけで、それだけ完成度が高いのだろうと思う。



1978年発売のリカちゃんの友達におりょうりクックちゃんというのがいる。
頭を押すとポットの中身を注ぐしぐさをするギミック付きの人形なのだが、
それの瞳のデザインがジェニーによく似ている。
クックちゃんをデザインした人がジェニーも手掛けたのではないだろうかと思っている。






参考資料
コンプリート・ジェニー・ファイル グラフィック社







category: タカラバービー

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